電子工学とデザインの融合 AI × ロボット

人工知能とともに、これからのIT社会を
切り拓く人材を育成します!

AIの得意なことの話

AIについて

2019年05月15日

最近、世間では、AIとよく言われていますが、実際AIというものが何を得意としているのか、皆さんはご存知ですか?
第二回目の話として少し調べてみました。

AIが得意なことは、画像認識です。

 

画像認識とは、具体的に何をするのでしょうか?

AIはレントゲン写真やMRIの写真などの画像認識については、非常に得意としており、病巣発見力は人間を上回っているそうです。
これまではレントゲンやMRIの写真の中から、お医者さんが自分の目で病巣や悪い箇所を見つけていました。
しかし、AIに「こういう状況が悪い状態である」ということを覚えさせることで、AIがお医者さんの代わりに、時に人間のお医者さん以上の精度で病巣を発見できるということです。

 

つまり、この分野においては「シンギュラリティ」が起こっているということかもしれません。
「シンギラリティ(技術特異点)」とは、AIが人間を上回ることです。
2020年代には、コンピュータの集積度が人間の脳を超えることはほぼ間違いないであろうと予見されています。
シンギュラリティが起これば、我々の社会の在り方は大きく変化するでしょう。

確かに、人間が見落すようなわかりにくいものもしっかり見つけ出すことが出来るのであれば、お医者さんの有能なアシスタントになれますね。

 

(余談。月9の「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」は、凄い放射線技師のドラマだけど。視聴率はどうかな?)

 

では、シンギュラリティが起これば医師は全てAIになるのでしょうか?
こたえは、いいえです。
しかし、AIは病気を治せないので、人間のお医者さんに完全に成り代わることはありません。

ただそんな病巣発見力があれば、早期発見により、治る病気も増えるのではないでしょうか。


今後、私の周りにも、いろんな場面で、そんな有能なAIがあらわれるのかもしれません。
もしAIがもっと身近になった時に、どう使えばいいのか考えることが大切でしょう。

みんながAIを上手に使いこなす日がきっとくるでしょう。
それはまだ先の話と言われる方が多いと思うけど、実は明日かもしれません。

 

イラスト素材お借りしました いらすとや