COLUMN
大阪電子専門学校コラム
≪電気工事士≫が必要とされる今 -OECの人材育成-
2025.03.07
オープンキャンパス 人×AI×ロボット 電気設備科 学校生活 資格取得支援 就職支援

目次
電気工事士とは
今回は、今注目されている「電気工事士」について解説します。
電気工事士ってどんな職業?
電気工事士とは、建物や施設の電気設備の施工・修理・保守を行う専門技術者のことで、
電気設備の安全性を確保しながら適切に工事を進める役割を担っています。
建設・インフラの需要増加、再生可能エネルギーの普及が続く一方で、
業界では高齢化が進んでおり、企業が人材を求める数は増加しています。
また景気の影響を受けにくく、電気が使われる限り需要が続くため、安定した職業として注目されています。
では電気工事士になるためにはどうすればよいのでしょうか。
電気工事士に必要な資格
電気工事士になるためには、国家資格が必要です。
電気は安全に取り扱わないと感電や火災のリスクがあるため、
法律で「電気工事士の資格を持つ人しか電気工事を行えない」と定められています(電気工事士法)。
また電気工事士は取り扱える範囲によって「第一種」と「第二種」の2種類に分けられます。
「第二種電気工事士」は一般住宅や小規模な店舗・オフィスの電気工事、600V以下の低圧電気設備(照明、コンセント、分電盤など)が可能です。
学科試験と技能試験に合格することで取得できます。
「第一種電気工事士」は第二種の範囲に加え、大型ビル・工場・商業施設の電気工事、高圧(600V超)の電気設備工事(ただし、事業用電気設備は主任技術者の管理が必要)が可能です。
試験合格に加え、5年以上の実務経験が必要とされています。
大阪電子専門学校の電気設備科
本校には情報エンジニア科、電子工学科、電気設備科の3学科があり、その中でも電気設備科は電気工事士を目指す学生が通っています。
カリキュラム
本校では毎日必ず2時間の実習があり、実際の現場で知識とスキルが活かせるようカリキュラムを組んでいます。
詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。
本校は第二種電気工事士の認定校のため、卒業時に無試験で取得できます。
また資格対策講座も実施しているため、電気工事士の資格だけでなく、
陸上特殊無線技士や危険物取扱者などの資格取得を目指すことも可能です。
授業の様子
本校では一人ひとりにボードと作業着を用意し、実際の電気工事を想定した実習をおこないます。
安全性だけでなく、見栄えも意識して施工方法を練習していまます。
実際に電気を流して、より現場に近いシチュエーションで実習を行うこともあります。
緊張感の高まる授業ですが、先生との距離感も近く、授業中も和気あいあいとした雰囲気で、
わからないことがあれば積極的に質問できる環境が整っています。
電気工事士の未来
現在注目されている電気工事士ですが、今後の業界の移り変わりはどうなっていくのでしょうか。
河村先生に聞く≪電気工事士≫の未来
電気設備科の河村先生に電気工事士の未来について、お話しを伺いました。
- 今後電気設備業界はどのように変化していくと思いますか?
しばらくはビルやマンション等の建設は続くと思いますので、それに伴い電気の施工工事も続くと思います。
また施工後は、点検や修理等も必要となるので、そのようなニーズも続いていくと思います。
- 電気工事士の資格を取得することは難しいですか?
本校は第二種電気工事士の認定校の為、卒業すれば資格を取得することが出来ます。
そのために必要な数学や電気を中心とした授業を行い、また実習も行っております。
基本的な数学の知識があり、真面目に勉強をすれば取得できると思います。
また本校では第一種電気工事士の試験合格にも力を入れております。
資格取得に意欲を持ち、真剣に取り組めば合格できると思います。
- 大阪電子専門学校の授業の良いところを教えてください!
真面目に勉強や実習に取り組めば、第一種電気工事士の試験合格だけでなく、
危険物取扱者乙種4類や消防設備士など様々な資格を取得できて、自分の目指す将来に繋げることが出来るところだと思います。
- 電気工事士に興味をもつ若者に一言お願いします!
電気工事は自宅であっても資格を持っている人しか出来ません。
しっかり勉強して資格を取得し、自分の将来へと繋げていきましょう。
さいごに
いかがだったでしょうか?
電気工事士はこれまでもこれからも私たちの日常には必要不可欠な存在です。
ぜひこれを機に電気工事士に興味をもっていただき、本校で電気設備について学んでいただけると嬉しいです。
本校では毎月2回オープンキャンパスを開催しています。
そちらでも電気設備科の実習体験が可能ですので、ご参加お待ちしております。
将来は電気工事士として活躍し、明るい未来を目指しましょう!