COLUMN
大阪電子専門学校コラム
未来を作る電子のチカラ!電子技術とこれからの社会
2025.04.11
オープンキャンパス 人×AI×ロボット 電子工学科

目次
目に見えないチカラによる暮らしの変化
「電子」という言葉、みなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
しかし、この電子が私たちの生活の中でどのように活用されているのか、みなさんは知っていますか?
今回はそんな電子について説明していきます。
電子について
電子とは、電気を作り出す小さな粒のことです。この小さな粒が動くことで、私たちの生活に役立つ様々な機器が動きます。
電子工学は、この「電子の動きをうまく使って、いろんなものを動かす仕組みを作る学問」です。
電子工学を使った身近な機械の具体例については以下の通りです。
①スマートフォンでは電子回路が画面を表示したり、アプリを動かしたりします。
②ゲーム機(Switch)では、電子がボタンや映像に反応します。
③自動車(特にEV)では、電子がブレーキやライト、ナビを制御しています。
④ロボットやドローンも電子を使ってモーターやセンサーを動かしています。
このように電子工学は、私たちの生活を便利にするために欠かせない技術です。
電子機器の進化:過去と現代における生活の変化
電子機器の進化により、私たちの生活は昔と比べて驚くほど便利で快適になりました。
特に「速さ」「便利さ」「手軽さ」が大きく変わりました。
具体例については以下の通りです。
①コミュニケーションの変化
以前は、連絡手段といえば、固定電話や手紙で行っていました。
しかし現在は、スマホの普及により、LINEやSNSを使って即時にコミュニケーションが取れるようになりました。
②勉強や仕事のやり方の変化
以前は、辞書や紙の資料を使って調べるのが一般的でした。
しかし現在は、スマホやタブレットで手軽に情報検索ができ、重たい資料を持ち歩く必要もなくなりました。
また、仕事や授業は全員が同じ場所に集まって行うのが普通でしたが、
新型コロナウイルスの影響をきっかけに、リモートワークやオンライン授業が広く普及しました。
③買い物や支払い方法の変化
以前は、実店舗に足を運び、現金で支払うのが当たり前でした。
しかし現在は、スマホ一つでキャッシュレス決済が可能となり、
さらにAmazonなどのネット通販の普及によって、自宅にいながら簡単に買い物ができるようになりました。
電子機器のおかげで、生活がずっと便利になったと言えます。
大阪電子専門学校の電子工学科
いかがでしょうか、電子について理解を深めることができましたでしょうか。
それでは実際に、本校では電子についてどのようなことを学ぶことができるのか、覗いてみました。
カリキュラム
本校の電子工学科電子コースでは、実際に使える技術を学びながら、電子機器の仕組みを理解します。
例えば、Arduino(アルドゥイーノ)という電子工作用の小さなコンピュータを使って、数字を表示するLED(7セグメントディスプレイ)や、温度・明るさ・接触などを感じ取るセンサーを制御する方法を学びます。
また、Raspberry Pi(ラズベリーパイ)という小型パソコンとAI(ディープラーニング)の技術を使って、カメラで画像を読み取り、その情報をもとにモーターを動かす仕組みを学びます。(※例:人の顔を見つけてロボットが動くなど)
さらに、インターネットとつないで、クラウド上で出席を管理するシステムや、画像認識による自動チェック機能など、社会でも使われている最新の技術も体験できます。
これらの技術は、実際の社会で役立つものばかりです。電子工学を学んだ後は、電子回路設計、組み込みソフトウェア開発、
工場自動化エンジニア、電気設備の設計など、様々な職業で活躍できるチャンスが広がります。
詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。
電子を学ぶことで活躍できる職種
電子を学ぶと、身の回りの技術を支えるプロとして活躍できます。
具体例については以下の通りです。
技術の進化を、自分の手で支える未来も夢ではありません。
取得可能な資格
本校では、専門的な下記の資格を取得することができます。
①第一種・二種電気工事士
コンセントやスイッチ、照明器具の設置や配線工事ができるようになります。
②第一級・二級デジタル通信
光通信やIPネットワーク、無線LANなどの設計・保守業務を担当できます。
③第一級・二級陸上特殊無線技士
通信設備の運用や保守業務を行えるようになります。
これらの資格を持っていると、電気や通信関連の仕事で活躍できるチャンスが広がります。
各学科の取得可能な資格について詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。
未来を動かすチカラ:電子技術が支える社会の進化
本校で電子について学び、そのスキルをどのような場所で必要とされ、活かすことができるのか。
これから、一例ですが紹介していきます。
今後の社会で電子技術が活躍できる分野
今後の社会では、電子技術が特に活躍しそうな分野がいくつかあります。
具体例については以下の通りです。
① 自動運転・電気自動車(EV)の技術が進化し、交通の効率化や環境への負荷軽減が期待されています。
② ロボット・産業自動化(FA)が工場や作業現場での効率を大幅に向上させるでしょう。
③ 医療・福祉のテクノロジーでは、遠隔医療や介護ロボットが人々の生活をサポートするようになります。
④ AI・画像認識・セキュリティ技術が進化し、より安全で便利な社会を実現するために大きな役割を果たすと考えられています。
これらの分野では、電子技術が欠かせない存在となり、未来の社会を支える重要な技術となるでしょう。
今後の電子工学を学んでいく若者へ浅野先生より一言
これからの時代、AIやロボットの発展によって社会は大きく変わることが予想されます。単純な仕事はAIが代わりにやってくれるようになり、人間はもっと 「創造する力」や「人とのつながり」 を大切にする時代になるでしょう。
しかし、AIがすべてを決めるわけではありません。 AIをどう使うか、どう活かすか、それを決めるのはあなた自身です。
「AI、ロボットがあるからこそできること」 を考えながら、新しい未来を切り開いていきましょう!
さいごに
ここまでのお話を聞いていかがでしたでしょうか。
電子について気になっていたこと、興味があったことを知ることができましたでしょうか。
電子を学ぶことで、これからの最新技術を支えていく存在となることができるようになります。
本校で共に学び、未来を創る技術者を目指しましょう!
本校では、月に2回のオープンキャンパスがあったり、平日にも随時個別相談会を受け付けておりますので、少しでも気になる方はご参加お待ちしております。