AIについて
2019月10月8日
掃除機の話
我が家の掃除機が壊れました。 そこで、何を買うか下調べをするために、家電量販店に行きました。 掃除機コーナーでいろいろ見ていると、やはりD社が人気のようです。 私はテレビCMで見たロボット掃除機がいいのでは? と思い、帰宅後ネットで評判などを調べてみました。 2017年9月17日に、ルンバは15歳の誕生日を迎えたそうです。意外とお兄さん(お姉さん?)ですね。 2007年:ベストセラー「ルンバ 500シリーズ」をリリース いまでは、“家電の新・三種の神器”と言われるほどに世の中に浸透しています。 ※一般的にはロボット掃除機、全自動洗濯乾燥機、食器洗い機の3つを指すことが多いようです。 いずれも、AI(人工知能)などのテクノロジーを活用することで家事にかかる時間を減らすことに寄与するため「時短家電」とも言われます。 そんなルンバを我が家にも、とちょっと期待していました。 理由は単純で、忙しいので毎日掃除できないからです。 『掃除するのが面倒なので、ロボットにさせればいい』 ルンバを購入する人はみなさんそう思ってますよね。 ここで、人とルンバの決定的な違いは何か?というお話です。 人はそこにゴミがあるから掃除する。ルンバはそこにゴミがあったから掃除した。 これが大きな違いです。 分かりやすくいえば、ルンバからすれば暗闇の中をセンサーを使って手探りで進んでいき、その先でたまたまゴミがあったから掃除をする、という認識をしているそうです。 つまりゴミがあろうがなかろうが部屋中を動き回って掃除する。 先に部屋中のゴミの位置を検索し、ピンポイントで掃除にいくほうが効率的だし、時間もかからなく電気代も安くなのでは?と思うのは私だけでしょうか。 AIにはそこにあるものがゴミであるかないかの判断が難しいのでしょうか? 最近のルンバはAIが進化し、掃除のルートを覚えたり、入ってほしくない場所を設定することも出来るそうですが、ゴミを識別するという機能はついていないようです。 ルンバがゴミとして吸い込んだものが、大切なピアスだったりすることがあるのでは?と思うとちょっと心配ですね。 さんざん悩んだ末、やはり我が家では普通の掃除機を購入しました。ルンバは予算的に我が家の大蔵大臣から許可がもらえなかった、というのもあります。 現在、我が家では新しい掃除機が大活躍です。いえ、活躍しているのは掃除機を使っている人間ですね。なにせルンバとは違って自動では動いてくれないのですから。 今度、掃除機が壊れたら何を買うのでしょうか。 その時にはもっと効率よくゴミの位置をサーチできるようになったり、ゴミと落し物の区別がつくようになっていればいいのですが。 AIの今後に期待したいものです。 イラスト素材お借りしました いらすとや