AI×ロボットコラム 4月『Siriは「おいしい」が理解できる?』
今年度より、大阪電子専門学校の新しいテーマ、『AI×ロボット』についてご紹介していきます。
身近なAIについて、みなさんと情報を共有できたらいいなと思っています。
記念すべき、第一回は、Siriについて話をします。
Siriは、言わずと知れたAppleの音声認識と自然言語処理を用いた音声アシスタント機能の名称です。「Hey Siri !」で起動します。
i Phoneユーザーの私も、少し前からお世話になっています。とても便利な機能ですね。
この前の休日に、ケーキが食べたくなって、「近くの美味しいケーキ屋さん」と聞いてみたら、三件のお店を紹介され、確かに近くのケーキ屋さんが見つかりました。
その中の一件に出向き、私は無事に美味しいケーキをゲットできました。
次の日、私は、少し、意地悪なことを思いついて、「近くの美味しくないケーキ屋さん」と聞いてみました。
ところが結果は、前回と一緒。
あれ、なんでかな?
近くのケーキ屋さんを見つけてくれただけで、美味しいか美味しくないかはSiriにはわからないということでしょうか?
確かに、その判断(そのケーキが美味しいかどうか)は個人的な主観なので、Siriには判断が出来ません。
だって、Siriはその店のケーキを食べたことがないのですから。
然し、最近ではAI機能を持つ完全自動調理ロボットが登場しました。(完全自動調理ロボット「Moley」)
もしかしたら、Siriも様々な情報を分析し「本当においしいケーキ屋さん」を教えてくれる日が来るかもしれませんね。
イラスト素材お借りしました いらすとや